国会図書館デジタルコレクションに美容師の本がでてきたんだが。
こんにちは、美容師、行政書士の北原です。
最近の私と言えばもっぱら、情報の集め方に興味があります。それには、情報公開請求も含みます。
情報の集約は何事にも必要なので、基本から考え直しているって感じです。
そこで、今日も情報を集める学習を行っていました。その中で、国会図書館のデジタルコレクションにアクセスする時間がありました。
今日は、朝から根を詰めていましたので体力的にも脳力的にも疲労を感じていたので、休憩をとることにしました。
先週は忙しいのに無理をしすぎていたせいかメンタル的にもコントロールをとることが難しく、休みの日は感情的になってしまっていた感じがありました。今週はきっちりコントロールをすることを意識しているのです。
休憩とはいうものの、何かを読んでいたいという性癖があるので、さっき開いていたウインドウの「国会図書館デジタルコレクション」を利用して何か検索して読もうと思いました。そこで、気晴らしに「美容師」と検索をかけてみました。
美容師の本は10年前くらいには、あさっていた経験があります。美容師の技術にも、各々の論点が存在しているので、それらの議論をまとめるといいかな?とか言う動機がありました。
その時には、「雑誌はおおいものの、単行本は少ないな。」というのが正直な感想でした。もっとも、そのころは編集会社の発行している本のみを頼りにリサーチをしていたので、私のリサーチ能力は恐ろしく低かったことに注意する必要があります。
今回は、国会図書館の検索なので多くの資料がでてきて、「えっ、けっこう美容師の本ってあるんだなぁ。」という感想をもちました。適当に開いてみました。
富山県教育会『高等小学校就業指導書 下』(昭和12年、彰文館)という本の美容師部分を開いてみました。そこには、驚くべき内容が記されていたのです。19頁以下(筆者により文書をわかりやすくしてあります。)
「この職業に従事する者の知能程度は普通でよいが、結核などの感染症の疾患のない者で、手先の器用なことが尊重される。偏平足の者は作業の性質上適しない、精神的方向の要求としては美術的情操に富み、快活で客あしらいの巧みな、親切で注意の行き届いた者であることが望ましい。」
私の感想、、、偏平足関係あるか?
ほかにも、いろいろなことが書いてありました
住み込みが多く、最初は無賃金であるとか、、、。
歴史は進むものですね。今では考えられません。
けれども、少し内容がぶっとんでいたので息抜きができました、私の休憩時間は十分なものとなりました。
偏平足の点とかは理由の説明もありません。客あしらいとか聞こえのいい言葉ではありませんよね。
しかし、ながら批判をおそれない伸びやかな文体を垣間見えることができるのは、この時代の文書の、いいところなのかもしれません。
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北原 伸介
情報公開請求や公文書の管理に関心が強い行政書士。
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