(情報公開)法務省に対する情報公開
このページでは法務省に対する開示請求に関して書いています。
法務省とは
法務省が子供向けに作成しているサイトには以下のような説明があります。
① 国民が安心して暮らせるように基本的なルールを作っている。
② 刑法犯の更生に関する政策を行っている。
③ 人権侵害問題の調査。
④ 日本人や外国人が出入国するときに審査する。
などの説明をしていると記載があります。
法務省設置法3条によると法務省は以下の仕事をする組織であるとされています。条文e-govリンク
1,基本法制の維持及び、整備、
2,法秩序の維持及び整備
3,国民の権利擁護
4、国の利害に関係のある総省の統一的かつ適正な処理
5,出入国及び外国人の在留の公正な管理を図る
大枠としては上記のような説明となるとおもいますが、もっと具体的に仕事内容を見るためには所管の法令にどのようなものがあるかどうかを調べると有益です。
行政は法律を執行する機構です、事務の執行に関しては法律を根拠に行われることを原則としています。また、法律はそれを執行する省庁が所管して、法律の管理や改正の検討なども行われています。
ですから、省庁の所管している法律を眺めることはその省庁が具体的にどのような仕事を行っているかを知る有益な資料の一つです。法務省所管法令リンクHP
上記の所管法令を見てみると、法務省はとても多くの仕事を抱えている組織であることが分かります。
公文書委員会では、事務方からは法務省の特徴として以下のような説明がありました。「組織は大臣官房、局が6つでそれぞれの部局が多数の地方支部局がかなり多数の地方支分局あるいは施設等機関があります。(例)刑務所等、法務局、地方法務局、支局、出張所と、全国津々浦々にある組織を束ねています。
上記の説明からわかるように、法務局の地方支分局などを考えますと、かなり多数の組織や公共要物を所持している大きな機構であることが分かります。
法務省に対する情報公開
法務省に対する情報公開請求も他の行政機構に対する請求と同様の手続を行うことになります。
開示請求書の提出
開示決定
開示手続
の順で行うことになります。
開示請求書は上記の法務省HPリンク先に様式が用意されています。
開示請求一般に関するものは
※自分の情報を開示したい場合には個人情報の保護に関する法律から自己情報開示請求を使うことになります。(個人情報保護法)自己情報開示請求
法務局等の地方支分局等及び外局に対する情報公開請求
法務局などの地方支分局地方支分局、矯正管区、保護観察所等に開示請求する場合には事務が委任されているので開示請求先も委任先になるので注意が必要です。
委任先はこちらの法務省HPを参照してください。法務省HPリンク
また、法務局では法務局の様式が用意されているので法務局HPから様式を探します。(「○○法務局情報公開請求」でグーグル検索。
当事務所の紹介
東京都中野区の行政書士事務所である当事務所では情報公開に関する事務を行っております。
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北原 伸介
情報公開請求や公文書の管理に関心が強い行政書士。
taroimo1030@gmail.com
(電話)080ー7172ー8669 (FAX)03-6850ー8573
お問合せは無料です。文書に関するものでしたらあらかじめFAXいただくとスムーズです。
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