美容師と独立の話
こんにちは、美容師、行政書士として活動している北原です。現在SEO対策のために記事を書いています。その一環の記事となります。
美容師となったら、美容師になりたかったら。将来自分のお店を持つ事を考えることは誰でもあるのではないでしょうか?今日は大まかな独立の話を書いていきます。
自分のお店を持つというと、美容師の夢みたいに感じるかもしれませんがそんなに困難なことではありません。また、創業を行いやすい環境を国策として整えている面もあります。夢ではなくて、生活する手段の一つと考えることが大切です。
自分のお店をもつということ
独立とは、努めていた職場を離れて自分でお店をはじめることです。
個人経営となるために、売上が給料となりますので自分の頑張り次第で大きく収入を増やすことができます。逆にいうと、お店を守ってゆかなくては生活ができないこととなります。
経営するということは、集客や経理なんかも自分で行うことになります。美容師業務+事務作業と考えることができます。もっとも、美容室の経理はそれほど難しいものではありません。会計ソフトなどを使えば比較的簡単に行うことができると考えます。
いつでもお店を持てるように
端的にいうと、お店をもつには、美容師免許と資金があればお店をもつことができます。独立がなかなかできない方は、多くの場合「資金」の点でつまづきます。
一般的には、資金の3分の1は自己資金として、その他は日本政策金融公庫などで融資を申込んで独立することが多いようです。300万円程度は自分で貯める方が多いようです。
資金を貯めるうえでは、毎月ことこつと貯めること。その記録を金融機関がみることで、計画的に独立に対して進んできたことがわかります。それらの事実が信用につながると言われています。
独立をするタイミングは人それぞれです。必要な資金があればすぐに動いていくことが可能となります。預金をこつこつとおこなう習慣が大切なこととなります。
上のように預金と融資で合計1000万の資金をかけなくても、独立方法はたくさんあります。大切なのは「自分の頭で考えて、調べること」。独立すると様々な事柄を解決しなければなりません。中でも、資金不足は大きな問題ですが何らかの道を探すことで自分を鍛えておくといいと感じます。インターネットの情報などは話半分くらいの情報しかありません。実際に考えていきましょう。それでも、本当に困ってしうようでしたら当事務所にメールをください。
ほかに、先ほど述べたような事務作業を円滑に行うためにもPCを使えるようになっておくことは有意義であると思います。
例えば、開店するにあたり広告を作成すると思います。広告物のデザインを外注するとそれなりの値段がかかりますし、打合せなどにも時間を割くことになります。また、店内で必要となる書類も自分で作れると便利です。
ライフスタイルに合わせて
独立して自分のお店をもつと、営業時間なども自分の好きなように決めることができます。完全予約制のお店なんかでは、お客様がいない時間はお店に居る必要もないですし、自由に過ごすことができます。
雇われているときは、拘束時間が長いために自由時間はとてもありがたいですよね。余った時間をつかって、豊かな時間を過ごすことができると思います。
予約制でなくても、状況次第では、お店をその日早く閉めてしまう人なんかもいます。お店の信用とも関連しますが、事業者様の自由ですのでわたしはいいと思います。
このように、独立には多くのメリット、デメリットがあります。しかし、早い段階から計画の一つとして、いつでも動けるようにしておくことは有意義であると感じます。
デメリットは、想像できやすいと思いますがざっと
・融資を受けて、事業がうまくいかないと借金となってしまう。
・集客なども自分でやらなくてはならないので、経営に頭を使う必要がある。
・自由であるということから、自分との闘いになりやすい。
・市場は毎年のように変化するために永続的な安定ではないこと。
などなどです。
しかし、考えてみると世の中の投資家さんたちは、どうして事業に投資をおこなうのでしょうか?それは、他の投資よりも失敗する確率が少ないからであると言われています。私たち、美容師は仕入れなどもなく、事業の中でも失敗しづらい分野の事業者です。デメリットもあるがまだましであると考えることができそうです。
計画を始めることは、早い方が有利です。アシスタントのうちから、こつこつと資金を貯めておくといいかと思います。
北原 伸介
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