(情報公開制度)e-Govをつかう。
普段は、法令検索でよくお世話になるe-govですが、情報を集めるためにもかなり活躍します。使えそうな部分をまとめてみました。規模の大きなサイトですので、私の使い方以外にも便利な利用法がありそうです。みなさまもいろんな検索テクを編み出してみて下さい。
目次
e-govって?
電子政府の総合窓口と紹介されているようです。デジタル庁が管轄しています。eガバメントという意味らしいです。こちら
何ができるの?(私のつかい方)
- 法令検索
- 通達、ガイドラインの検索ができる。
- 行政ファイル管理簿の検索。
- 個人情報ファイル簿の検索。
- パブリックコメントの掲載
- 各行政機関の公開情報へのリンク。
- パブリックコメントへ意見を送る。
- 電子申請をすることができる(対応しているものに限る)。
- 情報公開請求の電子申請ができる(対応しているものに限る)。
- 行政機関の情報をカテゴリ検索できる。
- 法令適用事前確認手続ができる。
- 白書へのリンクがある。
私がきにしているのはこのあたりです。探せば、もっと多くのことができると思います。
法令はPDFでプリントアウトできる。
六法全書に掲載されていない法律も沢山ありますので、法令検索は必需と言えるでしょう。
法令検索では、PDFデータとして法令をダウンロードできます。丁寧に1段から4段構成まで選ぶことができます。紙派の人はプリントアウトすると使いやすいです。
(注)行政機関の内部規則である、「規則運用細則」などは法令検索には掲載されていないので各々の行政機関のHPから探すことになるでしょう。
e-govで公文書検索をする
行政文書ファイル管理簿で公文書を検索するときには、キーワードを中心として検索することになるかと思います。
抽象的なキーワードの指定だと、ヒット数が膨大になりすぎるおそれがあります。そこで下記の条件指定検索で絞りましょう。
わたしの感想
- 国家の機構において、国防は代表的なもののひとつであるが、カテゴリからリンクすることができないのは疑問。
- 条件検索において、入力した条件をクリアするタブがないので作業がきつい。
- 行政ファイル管理簿から特定の文書にたどり着くのは、難易度が高い。
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北原 伸介
情報公開請求や公文書の管理に関心が強い行政書士。
taroimo1030@gmail.com
(電話)080ー7172ー8669 (FAX)03-6850ー8573
お問合せは無料です。文書に関するものでしたらあらかじめFAXいただくとスムーズです。
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