新人会員研修を修了して
こんにちは、行政書士の北原です。ようやく新人会員研修を終了し修了証をいただくことができました。
多くの科目を履修することになりました。特に倫理関係は多めの時間を割いたように思います。毎時間毎時間を倫理関係に費やしているときには、正直「それ、何度も聞いたし」とか思いながら研修を受けていました。同時に、この業務はリスクがあるから広げないようにしよう。とか業務を受けることが怖いとかの負の感情をもちました。しかし、今となってみると危険な状況が身体で感じるような感覚まで到達するところになっているような気がします。それは、耳にタコができるぐらいに念を押されているからにほかなりません。
多くの倫理に関する研修を終えると、実務の研修に移行することができました。実務の研修はとても興味深いものでした。各々の研修を担当して下さる先輩方も個性的ですし、限られた時間の中で少しでも実務の基礎を学べるような研修はとてもありがたいと感じました。法律の学習をしてきて感じることは、手続き法は一見退屈だということです。手続きの流れは事務的で、習得するには何度も何度も繰り返す必要があるように感じます。しかし、それは手続きの根幹にある理由を汲み取れていないことからきていると感じます。ようは、行間を読めていなかったのです。
ひとつの業務を何度も、あるいは他の資料も読込んで深めてゆくと、ひとつひとつの手続きが興味深く読んでゆけるようになってきました。そこには、奥深い事務手続きの理由を感じることができます。それは、法学でいうと六法の素読に深みを感じるようになる課程によく似ています。
業務研修での疑問点を自分で調べるときにも、条文にあたります。そうすると、条文の書き方で疑問点を明らかにできることが多くありました。
やはり、条文は良くできていると感じることになります。この体験はいつもです。そして、条文にはじまり条文に終わるとの言葉を思い出してしまいます。
法学に興味がある私としては、そうなってくると、一つ一つの勉強も楽しくなってきましたし、一つの業法を極めたくもなってきました。そして、行政書士が取り扱える法令は海のごとく広いのです。とても自由、いつも夢が見れる士業であると感じます。そんなこんなで楽しく過ごしています。
とか言って、すぐに廃業に追い込まれるかもしれません。が参考までに書きました。みなさんごきげんよう。北原
北原 伸介
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