(理美容室の価値を探る)美容室とゲートキーパー
目次
行政機関が理美容室に求めることの一つ
- 理美容室は地域に身近であるという特性があること
- 理美容室は数が多いということ。
そのような特性を生かして営業者には、地域のセーフティネットとしての役割が期待されています。
なおセーフティネットとはWIKIによると、「安全網」と訳され、網の目のように救済策を張ることで、全体に対して安全や安心を提供するための仕組みと説明されていました。
セーフティネットと言われても
ゲートキーパー
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけてあげられる人のことです。特別な研修や資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。周りで悩んでいる人がいたら、やさしく声をかけてあげてください。声をかけあうことで、不安や悩みを少しでも和らげることができるかもしれません。
ゲートキーパーは「変化に気づく」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されていますが、そのうちどれか1つができるだけでも、悩んでいる方にとっては大きな支えになるでしょう。
出典 厚労省HP
私の感じた制度の特徴
くわしい説明は上記のHPで読んでもらえたらと思います。以下ではわたしの感じた特徴を書いて行きます。
以下、令和4年3月14日 参議院予算委員会
244 竹内真二
○竹内真二君 強力に推進するというお言葉でしたので、是非よろしくお願い申し上げます。 次に、深刻な問題となっております若者や女性の自殺への対策ですけれども、身近な人が発するSOSのサインに気付き、話を聞き、必要な場合には専門家などにつないでいくゲートキーパー、この育成も大きな課題の一つとなっております。 自殺総合対策大綱で対策の柱にこれ位置付けられておりまして、昨年の予算委員会でも私はこの育成の必要性を指摘をさせていただきましたが、ゲートキーパー育成の取組について、厚労大臣の見解をお伺いいたします。
245 後藤茂之
○国務大臣(後藤茂之君) ゲートキーパーは、悩んでいる人の孤立を防ぎ安心を与える存在であり、その養成は自殺対策における重要な課題であるというふうに認識しております。 厚生労働省では、自治体におけるゲートキーパーを養成する取組への支援を行うほか、三月の自殺対策強化月間や九月の自殺予防週間にポスターによる集中的な広報を行うなど、広く国民への周知に努めております。 今月の自殺対策強化月間を迎えるに当たりまして、私からも閣議後の会見におきまして、悩みを抱えている方は、御家族や御友人、職場の同僚など身近な人に相談してほしいこと、御家族など周りの方も、身近な人の様子が違うと気付いたら声を掛け、耳を傾けてほしいことを呼びかけたところでございます。 引き続き、ゲートキーパーの育成にしっかり取り組みまして、悩みを抱える方が周りの誰かに一言相談でき、そしてみんなでしっかりと受け止める社会にしてまいりたいと、そのように考えます。
理美容室とゲートキーパー
- 理美容室は地域のセーフティネットとして期待されている。
- ゲートキーパーもセーフティネットとして推進されている。
相性は悪くなさそうな気がします。
おわりに、制度に対する感想と提案
- いきなり「どうしましたか?おこまりですか?」と声をかけるのは不自然であるがゲートキーパーという活動をしていることを知らせておけば、困ったときに相談できる。
- 世の中には、意外と人の相談に乗りたい人がいる。
ところで、これは提案なのですが、ゲートキーパーであることが外見から判断できるように、バッチや腕輪などがあるとわかりやすいのではないでしょうか?それを、研修でくばるとかの方法も一つの手ではあると感じます。オレンジリングなどは配られていますし、不可能ではないような気がします。
北原 伸介
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