(情報公開請求)警察機関に対する情報公開請求
今回は警察機関に対する情報公開請求について書いて行きます。
目次
警察機関概要
・内閣の所轄の下に国家公安委員会が置かれている。
・国家公安委員会の管理の下に警察庁がある。
・警察庁は、広域組織犯罪に対処するために都道府県警察を指揮監督する。
こちらの警察庁のHPから組織図をダウンロードできます。なお、組織図と行政文書ファイル管理簿から行政文書ファイルを検索することができます。
都道府県
・都道府県には、都道府県公安委員会が置かれ、都道府県警察を管理している。
・都道府県には、警察本部のほか、警察署が置かれている。その下部機構として、交番や駐在所がある。
上の警察庁のHPから都道府県の警察組織図をダウンロードすることができます。なお、組織図と行政文書ファイル管理簿を利用することで、どの内部組織ににどのような行政文書ファイルがあるのかを検索することができます。
警察機関に対する情報公開
・警察機関には情報公開窓口があるので、相談しながら文書の特定を進めることができる。
・標準文書保存期間基準がある(各警察機関名 標準文書保存基準)で検索をかけてみる。ちなみに警察庁のページはこちら
・組織図+標準文書保存期間基準+行政文書ファイル管理簿でかなり文書の特定に必要な情報を絞り込むことができる。(行政文書ファイル管理簿はこちらe-Gov)
報道に関連する文書を請求する。
・報道機関による報道から関連する文書を取ることが考えられます。その場合には、報道の記事を中心に請求書を作成することになると思います。その際、新聞記事のコピーなどを使うことの意義について((情報公開請求)情報公開請求書にプレスリリースを添付する利点。)
備考
・捜査やその途中で入手した情報に関しては、刑事訴訟法による適用除外があるために、存否応答拒否や不開示決定とされることがある。
・警察には多くの研修が用意されている。
・国の安全等や防犯に必要な情報は不開示とされる可能性があることに注意が必要
・上記のような不開示情報に係る情報を調べるには答申検索が有意義
・新聞記事の検索には有料サイトの他、地域自治体の図書館で有料サイトを使うことができる場合がある。
・文春、女性セブンなどの雑誌の検索をできる図書館もまれにある。
・行政文書ファイル管理簿に掲載されない文書もあるので注意が必要。
当事務所の紹介
東京都中野区にある当事務所では、情報公開請求に関する相談、代理、代行の事務を行っております。よろしくお願いします。
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北原 伸介
情報公開請求や公文書の管理に関心が強い行政書士。
taroimo1030@gmail.com
(電話)080ー7172ー8669 (FAX)03-6850ー8573
お問合せは無料です。文書に関するものでしたらあらかじめFAXいただくとスムーズです。
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